14期合宿!
おはようございます♪
Vol.3063
いつも読んでいただきありがとうございます!!
昨日の午前中は、顧問弁護士の難波先生と打合せ・・・
今後の話し合いをさせていただきました。
実は、昨日から14期生(2年目)が八王子に合宿に行ってます。
幹部の磯貝・石川が帯同して、14期生、第一陣の9名で盛り上がっているようです。
少しでも成長してほしいと思っています。
運動会の次は、合宿が続きますねー
みんな楽しみにしてくれています。
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それではメルマガいっちゃいます♪
人を活かす経営 松下幸之助著
正しいことは通るか
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世の中というものは一面ふしぎなもので、自分はこうするのが正しいとやっていたことでも、それがそのまま受け入れられるとは限らない。
別にそれが自分のひとりよがりではなく、だれもが正しいと認めたようなことでも、さてそれが実際の面になってみると、正しいが通らなくなる。
そういう場合もある。まことにふしぎなものである。
もう五十年も前のことであるが、ある電気器具を巡って、業界で激しい過当競争が行われたことがあった。
過当競争というのは、値段の面で競争である。
原価が十とすると、安売りは八という安値で売る。
これでは儲けるどころか損である。
売れば売れるほど損が出る。
損になるから、ふつう頭で考えれば、もう過当競争はやめた、ということになるのが当然である。
ところが、競争というのは人の頭を狂わせてしまうのか、それだけ損が出るのになお安売り競争は続けられた。
いってみれば、もう意地と意地のぶつかり合いである。
それが何カ月も続いた。
一年近く続いた。
部外者から見れば、とても正気の沙汰とは思えないということにもなろうが、人間にはそういう一面があるのである。
しかしながら、そうはいっても、永遠にそういった状態を続けていくことは、これはやはりできない。
そうそう損したばかりしてはおれないということにもなってくる。
だから、やはりこういう状態は正しくないから、正常な値段にもどそうではないか、ということになった。
今日には、独占禁止法があってそういうことはできないが、五十年前のそのときには、各会社、工場の首脳が一堂に会して、正しい姿にもどそうということを決めた。
私も、小さいながら工場主の一人として出席した。
そして、いつからそれを実行するかということについて、これは今まで正しからざる姿を長く続けてきたのだから、正しい姿にもどすのは早い方がよい、即日実行しよう、ということに決まった。
そこで、私はその場で決めた通り、約束通り実行した。
これは当然のことである。
ある商品についての打合せを行うために集まってもらってのである。
そのときに、こういう話が出た。
「松下君、君のところはけしからんぞ」
「どうしてですか?」
「この間の電気器具の値上げをしたではないか。協定したと言う事だが、君のところだけ即日値上げをした。まことに怪しからん話ではないか」
「ああそのことですか。あれは、今までの姿があまりにもムチャクチャだったので、正しい姿にもどそう、それを即実行しよう、ということに決まったのです。それで私はそのとおりしたのです」
「それはそうかもしれない。しかし、よそのメーカーでは、一万個だけは前の値段で納めますとか一カ月だけ前の値段でいきます。というように、みんな勉強している。私は君のところから買っているが、君のところだけ即日実行するとはけしからん
ではないか」
私はおどろいた。あのように各社の代表が集まって、真剣に話し合い、このままではいけないから正しい姿に改めよう、すぐに改めよう、ということで即日実行を決めた。
決していい加減な話し合いではなかった。
みんな真剣な態度で検討し、その結果決めたことである。
ところが、その決めたことが守られていない。
そして守った私が悪いように非難されている。
これはいったいどうなっているのか。
どうなっているのかさっぱりわからない。
けれども、このまま黙っているわけにはいかない。
そこで私は次のように話した。
「みなさんのおっしゃることは、みなさんと私の間では当然だと思います。松下が即日実行したのはきびしすぎるといって、みなさんが私をお叱りになるのはごもっともです。けれども、そこでひとつ考えていただきたいのです」
「あれは、男と男が約束して、そして実行したのです。それを他のメーカーが約束どおり実行していないと言う事は、私は今日初めて知りました。」
「だから、みなさんが、そういう約束を実行しないメーカーの方を頼りにされるのであれば仕方ありません。もうその品物は他から買ってくださっても結構です。」
「私はそういうように男と男が約束したことであるし、またその約束は正しい約束だと考えています。今までおろかな過当競争をやっていたのを改めるための正しい約束です。ですから、キチッと約束を守りました」
「そういうメーカーが好ましくないとおっしゃるなら、私はあやまりますし、以後お取引していただかなくてもそれはそれでもう仕方がありません」
私は、心から真剣にそう考えたから、そのように率直に話した。
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松下電器さんとメーカーのやり取りです。
よく、元請けから下請けへ・・・
また、下請けから元請けに変わっていくときに・・・
約束が反故にされて、その会社との取引を中止するなどといったことは日常茶飯事じゃないでしょうか?
そこで大事なのは、自社の姿勢をしっかりと持っている。
元請けだろうが、下請けだろうが自社のポリシーをもって接していくことって大事なんじゃないかと思います。
取引会社は、星の数ほどあるのです。
その取引先といい関係を作っていくためにも、自社のポリシー大事ですね。
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株式会社HSコーポレーション
星野 修