患者様との会話の中で・・・
おはようございます♪
Vol.3165
いつも読んでいただきありがとうございます!!
弊社、ひらい整骨院平井本院の患者様で長島重雄さんという方がいます。
僕が25年前に開業して以来、いつも奥様と夫婦で現在も通院されてる方です。
25年前に長島さん(当時57歳)に
「長島さんは、ジャイアンツの長嶋さんと同姓同名で同じ年じゃないですか?」
長島さん
「そうなんだよ、いい迷惑でさ、必ずフルネームで覚えられちゃう」
そんな話をしていた方・・・
いつも自家用車で、夫婦で通院されて25年。。
現在も週2回は通院していただいています。
実は、昨日の10時半ごろ、本社の駐車場に行ったら、長島さんが車の車内で新聞を読んで奥さんが治療が終わるのを待ってました。
いつもの光景です。
なので僕は、車のドアガラスをトントンとノックし・・
「明けましておめでとうございます」
「今年もよろしくお願いします」
とガラス越しで言ったら・・・
長島さんがドアを開けて車から出て・・・
「明けましておめでとうございます。社長に言おうと思ってたんだよ」
僕
「どうしたんですか?」
長島さん
「実は、今年の6月のこの車(白いカローラ)が車検だから、それが終わったら、運転免許を返上しようと思ってさ・・」
僕
「そうなんですか!」
長島さん
「だからさ、この車もらってよ!」
僕
「えっ、いいの?いいんですか?」
長島さん
「去年、タイヤを交換したし、半年に1回は点検に出してて、まだ使えるから・・」
「社長にもらってくれるとうれしんだよ!」
僕
「毎回、車で通院してたから今後どうするんですか?」
長島さん
「これからは、バスで通院するよ」
僕
「長島さんのお父さんとお母さんに何かあったら、往診するから・・・」
「分かりました。いただきます。ウチのスタッフに乗ってもらいます」
そんな話をしていました。
長島さんも82歳。。
運転免許返納すると言ってました。
何か、淋しいような・・・
年月を感じます。
でも、車の差し入れは初めてです♪
大事に使わせて頂こうと思っています。
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小倉昌男経営学 小倉昌男著
時代の風を読む
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企業には社会的な存在がある。
したがって企業は、その時代時代の社会の変化に強く影響される。
経営者は時代の風がどちらからどちらへ吹いてるか、的確に読み取らなければならない。
宅急便が成功したのも、時代がヤマト運輸にフォローの風を吹き送ったからである。
戦後の日本を振り返って見ると、約十年ごとに時代が変化していることがわかる。
昭和二十年代は、飢えとの戦いの時代であった。
食料は貧しく、その日の食べ物をどうして調達するか、毎日が苦労の連続であった。
そのころ一番威張っていたのは一次産業の農家と漁師であった。
昭和30年代は、2次産業の製造業ががんばって、日本の復興をリードした時代である。
キーワードは生産性の向上であった。
昭和40年代は、3次産業の流通業が経済をリードした時代である。
流通革命が起こり、大量生産と大量流通が実現した。
消費財が安く手に入るようになり、家庭はみな豊かになった。
昭和50年代は、消費者の時代と言われた。
経済は消費者主導になった。
消費者が何を求めているか、マーケティングが重視され、軽薄短小商品が街にあふれた。
昭和60年代は、生活者の時代といわれた。
物は満ち、ゆとりのある生活が求められた。
文化、レジャー関連の新産業が勃興していった。
宅急便もこの時代にあったから、大きく伸びていったのである。
そして現代。
現代は、ボーダレスの時代である。
経済に国境はなくなった。
官と民、中央と地方、男と女、昼と夜、いずれも境界がなくなっている。
また、生活や経済活動の単位として、個人がクローズアップされてきた。
電話は家庭ではなく個人が持つものになっている。
さらにパソコンとインターネットの普及で、情報システムもすっかりと変わってきた。
いまやライバルは必ずしも同業とは限らない。
思いがけないところが競争相手が現れる世の中である。
経営者は、敏感に時代の風を読まなければならない。
今はボーダレスの時代に対応する心構えが必要なのである。
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そして、現在は・・・
トヨタ自動車はインターネット通販最大手の米アマゾン・ドット・コムやライドシェア大手のウーバー・テクノロジーズなどと提携し、自動運転や電動化技術を用いて小売りや外食、配送などさまざまな事業者が活用できる移動車両サービスに取り組むと発表しました。
今は、ライバルが同業とは限らない。。
いろんなところと提携して、進化していく会社が生き残るんですねー
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星野 修