中央区の会!!
おはようございます♪
Vol.2899
いつも読んでいただきありがとうございます!!
昨日の夜は、習慣形成の達人ナニメンさんとコニージャパンの小西さんと3人で銀座で飲み会。
二人とは長いお付き合いをさせて頂いています。
仕事の話からプライベートの話まで盛り上がりました。
いやぁ~
久しぶりに飲み過ぎました。
二人からパワーを頂きました♪
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それではメルマガいっちゃいます♪
藤田晋の仕事学 藤田晋著
人を動かすのは言葉より環境
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一般的なビジネスパーソンにとって、仕事とはそのほとんどが「いかにして人を動かすか」であると言っても過言ではないでしょう。
上司の心を動かし、顧客の心を動かすことができれば、仕事が終わったも同然です。
経営者も、まさに人を動かすことが仕事です。
大勢の人(社員)にどうやって社長である自分の計画を理解してもらい、そこに目標を置いて動いてもらうかどうか。
日々、苦心しているわけです。
さて、ではいったい、どうしたら人は言うことを聞いてくれるでしょうか?
どうしたら、説得させられるでしょうか?
相手を好きになるとか、聞き手に徹していいたいことは半分に抑えるとか、人を説得するためには、いろいろなワザがあります。
ところが、皆さんにも経験があると思いますが、なだめたりすかしたり、会話のテクニックを駆使しても人を動かせないことがあります。
考えても、何が足りないのか分からない・・・
そんな時、最初に振り返ってほしいのは、言い方どうこうというよりも、説得するための「環境づくりはできていたか」ということです。
実は、優れたマネジメントをする人や成果を上げるという人には、「まず環境を整えていく」という特徴があります。
会話のテクニックはもちろん大切です。
気にするのとしないのとでは、結果が違ってくるでしょう。
しかし、人を説得できる人というのは、自分の会話力を磨くより、説得力のある環境を整えることに注力しています。
部下に何かを学ばせたいのであれば、口で説教する前に、課題を与えるなどして勉強をせざるを得ない状況を作ってしまう、といったことも環境作りです。
私が人を動かすために実際にやった環境つくりの具体例をお話ししましょう。
私は離職率を低く抑えるために、社員自身が新たな人材を当社に紹介するのを奨励することにしました。
なぜなら、直接知り合いの紹介によって入社した人は、社内にいる紹介者の手前、仕事に一層熱心に取り組むだけでなく、心情的に会社を辞めにくい、すなわち離職率低下につながるという効果が見込めるからです。
そのほかにも、5年経ったら長期休暇を与えたり、社員同士が近所に住むことで仲良くなって連帯感を持ち、会社を辞めにくくなる効果を見越して、近距離通勤者には補助金を出すといった制度も作りました。
これらはすべて、口で説得するのではなく、環境によって説得する方法です。
会話のテクニックは一見すぐにマネできそうに感じるので、まず、そこから入りたくなってしまいます。
しかし、人を動かすということは、基本的にはあるひと言といったピンポイントでできるものではありません。
一連の流れに乗せて、初めて効果として表れるものなのだということを忘れてはいけません。
実際に、人を説得する・動かすというのは、しょせん自分の欲求を通すことであり、つまりエゴです。
自分のエゴに簡単に他人が動かさせるわけがありません。
その自覚がとても大切です。
「人は簡単に動かないものだ」と覚悟して、目的のために出来る限りの努力をすることが重要なのです。
環境つくりのためには、1対1で説得に当たっているときにも、その人だけ見ていてはいけません。
その人を取り囲む環境をよく観察してから、説得にあたることが大切です。
環境を整えるということを考える人と動かすためにやれることは、たくさん思いつくはずです。
鉄鋼王のカーネギーは
「人の10倍働く人より、100人を動かせる人に高い報酬を払う」と言いました。
人を動かす技術は、仕事において、とりわけ価値のあるものです。
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「人の10倍働く人より、100人を動かせる人に高い報酬を払う」
カーネギーの言葉です。
ぼくもそう考えています。
何人の人を動かせるかで報酬が変わっていく・・・
なので、自分のために勉強するのではなく、他人のために勉強する。
それが自分に帰って来るからですね。